ハノイのカフェ事情(2)コーヒーショップ編

前回の『ハノイのカフェ事情(1)路上編』から、だいぶ時間が経ってしまった。
今回は、壁があり、外とはドアやガラス窓で区切られている、日本でいうとスタンダードなつくりの『コーヒーショップ』をレポートしたい。

私は、そうそうコーヒーを飲むほうではないので、何度ハノイに出張に行っても、カフェー(←ベトナム語風の発音)に入ることは、あまりない。

だが、気にはなっているので、極スタンダードなつくりの店に立ち寄り、極スタンダードなコーヒーを頼んでみることにした。

スタンダードなものを頼んだはずだが、日本では見たことのない、2階建てになっているコーヒーセットがやってきた。


ついでに氷が入っているコップも付いている。いちいちホットかアイスかを言わないでいいようになっているのか、両方楽しめと言っているのか、謎である。

しばしドリップされるのを待つ。

作法がわからず、こぼしてしまう。

陶器のカップに、とても濃いコーヒーがしたたり落ちていく。そのカップの底には、あらかじめ甘い練乳が入れてある。

とても濃い淹れたてのコーヒーを一口すすると、苦みと甘みが濃厚で、これも悪くないと思いつつ、氷の入ったグラスに移す。

氷が解けて味は薄くなるのだけれど、苦みと甘みの主張は十分で、また飲みたいと思える珈琲であった。
奥深きベトナム珈琲。いろいろとチャレンジしてみたくなる。

H.D.