アルーシャからの便り(3)~国立公園で野生動物に出会う

アルーシャからの便り第3弾は、勤務地のアルーシャにありますアルーシャ国立公園及び、そのサファリツアーについてのご紹介です。

タンザニアには、現在16か所の国立公園があり、総面積は約57,024 K㎡です。四国の面積(18,800 K㎡)の約3倍もの広大な土地が、野生動物保護の観点から厳しく管理されています。

ここアルーシャからは、3か所の国立公園(セレンゲティ、タランギーレ、アルーシャ)と、2か所の自然保護地域(ンゴロンゴロ、マニャラ湖)が比較的近く、サファリシーズン(3月後半~11月前半)になると、町は欧米系の観光客でにぎわいます。

大量のヌーの川渡や木登りチーターで有名なセレンゲティ、クレーターの中なので比較的動物が確実に見られるンゴロンゴロ、象を近くで見るならタランギーレ、木登りライオンで有名なマニャラ湖と、各地域によって見られる動物やその植生や地勢条件が異なるため、どのサファリに行ってもそれなりに満足できると思います。

アルーシャ国立公園は、アルーシャ市内より32 Kmの場所にある、キリンの生息地として有名な所です。また、例年9月~11月にかけては、公園内の塩湖であるモメラ湖を埋め尽くすピンクのフラミンゴが圧倒的な風景を見せてくれる場所です。

基本的に、日没後の観光客のアルーシャから他の場所への車移動は禁止されており、また国立公園や自然保護地域では、指定された場所(トイレ休憩所及び昼食をとる場所)以外で車から降りることは禁止されています。罰金は約10万円です。

国内で唯一、アルーシャ国立公園では徒歩で散策できるルートが設けられています。何故ならここには大型肉食獣がおらず、バッファローを除いては比較的安全な動物しか生息していない事がその理由に挙げられます。

この散策には別途料金(45米ドル/1人、及びレンジャー費用)が掛かりますが、メルー山の裾野にあるクレーター沿いを歩く1時間~4時間の散策は、晴れればキリマンジャロ山も見られる格別なもので、野生動物を至近距離で観察できるため、お勧めです。

またアルーシャ国立公園内の車移動は通常の4WD車ならば問題なく移動できるため、サンルーツやコンパーチブルタイプであれば動物も見ることができ、通常のサファリカーの約半額で車がレンタルできるのでお得です。

また乾季は公園内の湿地が姿を消し、一か所の淡水湖に多くの野生動物が集結するため、観光客にとっては動物を見やすくなります。何時間も走って数頭しか見られない某国立公園よりはコスパが良いかもしれませんね。

自宅から車で30分も走れば野生動物が見られる今の環境は本当に特別だと思いますが、実際は仕事が忙しく、なかなか訪問できないのが現実です。

S.H.